ごきげんよう家臣ども。しょぐです。
今回よりけだまのアイコンが変わります。ヨロ。では続きに入りますね。
てぃー「SANチェックです」
あ……
てぃー「けだまくんには伝えますか?」
ぴーちゃん「はい」
けだまくん
はい。いました?
いました
いた!?
いたけど心の準備してもらっていいですか
なんだなんだ
あそこの下に……
草茂さんは崖下を指さす。
あそこの下!?と言いながらてこてこ崖に向かうけだま。
てぃー「死体が落ちてますね」
しょぐ「SANチェック?」
てぃー「SANチェック」
しょぐ「はいはいー」
パイセン「軽いな」
クリティカル!
しょぐ「SAN1減った」
パイセン「1番仲よかったんじゃねぇの!?」
館に連れて帰れないかな
てぃー「海がとても荒れているのでこの状況で崖を下りるのは自殺行為かも。
天候がよくなれば……という感じですね」
死体にさらに目星
てぃー「崖下の方に洞窟みたいなものが見えるかもしれません」
洞窟がありますがさすがにこれでは行けないですね
草のおじさんビニールひも持ってくれない?下りてくる
クライムチャレンジャーよしざぶろう。
ちょっとこのビニールひもでけだまくんに耐えられるか……
僕の腕力もないし
物置にこれしかなかったんだもん
そう言って泣き始めるけだま。
天気がいい日に出直したほうがいいと思います
この状況を早くみんなに伝えたほうが……
登攀55が活きない~
わしもメタくなっちゃった。
あ、セーターとか拾ってきたから結びあわせてみたら……!?
てぃー「足りませんね。だいぶ下ですね」
………………
屋敷のほうもぐるっと見てみますか?
…………うん
その声に力はなく。
2人は屋敷へと戻るのでした。
沈痛な面持ちでダイニングに入る草茂、けだま。
どうしたの?
なんか顔色悪くない?
松葉さんが見つかったんですけど崖の下で もうお亡くなりに……
顔面がぐちゃぐちゃになっていて…………
とても運べる高さにいなかったので戻ってきました
えっと あの
どうしたのけだまくん
もう1人になるのやめませんか
部屋にいる女の子も
みんなでここで寝ましょう
変な詩あったじゃないですか
あんな通りになるのはだめです
次は「打ち捨てられて~」なのでゴミ置き場を封鎖します
ゴミ一つ捨てられないように
伊吹さんは乗っかることに。
上から一鞠ちゃん呼んできて今日は広間で全員寝ましょう
ゴミ置き場封鎖するなら手伝いに行きます
てぃー「封鎖する道具は?」
しょぐ「ガムテープとビニールひもはあるが…………」
物置には他にも物があるよ
2階の物置は掃除用具しかないから使えないかも
そういえば謎のスペースがあったけどけだまくん何か持っていきました?
ワックスを
てぃー「けだまくんは業務用ワックスを自分の部屋に持ってってます」
一同、「なんで!?」「何しに持っていった!?」の嵐。
だって あの
そう言って泣き始めるけだま。
泣かないで泣かないで
ごめんごめん悪かった
大丈夫よ
詩に「落ちて砕けて」ってあったから誰か落ちたらやだなと思って
悪い奴はワックスで床をツルツルにして人を落とすと思ったからぼくがワックスを取ったんです
そう言って泣き出すけだま。
そうだねそうだねぇ そっかぁ
てぃー「そ、そういう思考だったの それで頑なに持ってったの」
ガムテープとビニールひももそうだよ
とりあえず梅崎さん呼んできましょう
私行ってきますけどついてきてくださる方は
言いだしっぺなので行きます
てぃー「けだまくんと伊吹さんは3階にある梅崎さんの部屋に来ました。
ノックするとしばらくして梅崎さんが『はい』と出てきます」
申し訳ないけど広間の方に降りてきてくれませんか
何かあったんですか?
下でお話するので……
てぃー「気乗りしない様子ではあるんですが下まで来てくれます」
そんな梅崎さんに松葉さんのことを話すと……
えっ そんな
松葉さんまで…………
てぃー「顔色を悪くしていますね」
あっ、けだまくんのために絵本を持ってきてるんですけど読みますか?
「げんきなマドレーヌ」という本を差し出す草茂さん。
梅崎さん、嫌なことばかりですけど楽しい絵本でも読んで元気出してください
オロオロしながらげんマドを勧める草茂さん。
どうぶつ触りますか?
鳩を出すけだま。
すみません、皆さんもつらいのに……
苦笑をこぼす梅崎さん。
ありがとうございます、私は大丈夫ですので……
大丈夫な人などもうどこにもいなく。
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