ごきげんよう家臣ども。しょぐです。
しばらく更新せんくてすみません。
色々あったんだけど日記系記事伸びないので書きません。
JINSでメガネ買ったんだけどばあちゃんが「これかけてたらお金持ちになりそうな色だよ」って言ってくるからその色買ったらうさんくさい壺商人みたいになって泣きました。お店ではまともに見えたのに……なぜ…………
そんなとこで早速本題に入りましょう。
フォニイ彼氏とフォニイ彼女ができるまで
phony
〈形〉偽の、でっち上げの
フォニイ彼女は偽の彼女という意味ですね。おっけ?
事の発端はわしがやべー男の車に乗ったせいでやべー感じになったことに遡る。
ご飯に釣られているとこういうことになるんですよね。あと普通にアホだった。己から茨の海をウォーキングしてるとしか思えん。
んで、やべー!もうやべー!となったのでフォニイ彼氏とフォニイ彼女をでかそうという思考に。
造花より綺麗な花がないように、偽りの恋人ほど長続きするもんもないのですよ。
しょぐ「あつまれ!彼女候補!!」
3人彼女ができた。
1人などは「これをどうぞ」と匂わせ写真までくれた。
1人などは「しょぐの彼氏としてもう手を出さないでって今から言いに行くね」と宣言してくれた。
1人などは「やべー男の手をミンチにする」と息巻いてくれた。
というわけで一気に彼女が3人できたので全員須らく幸せにしなくてはと思いながら日々を過ごす。
その数日後に、とある男と遊びに行く約束があった。高校のときの知り合い。
名前はそうだなぁ、キリストっぷ行ったからキリ太郎でいいか。
仕事が終わった後にキリ太郎の家に行き、酒を飲みながら肴にやべー男の話をご提供。
職場のやべー男の話なら事欠かないわしだからね。そしてやべー奴らにはわしは割と好かれる。なんでなんですかね……。はじめはありがたかったりしたんすけどねー。
あるときから「あ、無理」になるんだなこれが。でもそれは境界線を超えてきた相手が悪いと思います(`- H -´)
アホ!!!!
しょぐ「キモいんだよーーー!!!」
キリ太郎「キモい!!!」
そんなこんなで深夜にキモいしか言わなくなる怪物が、2匹。
特にわしなんてさっき書いたようにアホ!!!の気持ちが強いわけですよ。
酒もあり怒りがパワーとなりどんどんブロリーとなり戦闘力がグングン上がっていく。
スカウターがボカン!と破裂しそうなときだった。ふと時計を見やると午前3時。
サイヤ人もクリリンも眠る時間である。我々も逆立てていた髪を戻し、眠りにつくことにした。
次の日は朝起きてキリ太郎の作ったそうめんをスルスル食べてなんとなしにキリストの墓に行く。
キリストっぷという店でワーワー言いながら買い物し、墓を見物し、キリストの墓がこんなとこにあるわけないだろwwwとか言ってたのにビデオの上映が終わる頃には「本当な気がするな……」「ウム……」などと神妙な顔で唸りあった。これで立派なキリスタラー。
さらにこの後はピラミッダーとなってピラミッドを訪れた。
なんでピラミッドがこんなとこにあんだよ!という感じではあるが皆様の想像するような三角形のピラミッドではなく、岩があった。
こ、これもまたピラミッド?となりながら説明を読む。
「ピラミッドはエジプトやメキシコだけにあるとは限らない。ここにもある」
みたいなこと書いてて笑った記憶。こういう初っ端から強い文すげー好きなんですよね。勢いとpowerを感じる。
この辺り元気があったら別で記事にします。書き足りん。
その後お寿司を元気に食べて海岸線をブイブイ走ったり展望台を見てみたり海岸をお散歩したりして拠点の家に戻る。
そこで切り出す。
「なんかあったら彼氏のフリしてくんないですか?」
「自分でよければ」
ふーっ、これでフォニイ彼氏もできたな、と安堵し帰路につく。
現実に帰った後は遊びに誘ってくるやべー男になんて返したもんかを悩む日々になる。
穏便に、まるく。
これが断りのコンセプトだから難しい。あーでもないこーでもないと一緒に考えてくださったみんなありがとう。幸せになれ。
その後
彼氏と彼女、フォニるならどっちがまるいかを悩みながらどちらの手札も切らずに誘いを断りながら過ごしているとあれよあれよという間にわしは試験の日になり、メガネを作り、そしてまたキリ太郎と遊ぶ日になっていた。
ここ家臣的には笑いどころだと思うんだけどわしは始発で行った。まさか帰省以外でこんな早起きするとは。
キリ太郎は「早くても全然大丈夫!はよ明日こい!」と言ってたのでおー、朝に強いのだなーと思っていた。
そんなこんなで9時前に元気に集合しかるーく朝ご飯を食べて行こうと思っていた場所は全てコロナの影響でお休みしていたのでぐうたらYouTubeで陣内を見て過ごした。
マジで陣内は面白い。盗聴器、忘れ物センター、ランク天国、映画予告とかわかってても笑っちゃうもんな。
始発で来ただけあってそれでもまだお昼。
行くところがない。そんななので遠いけど行きたかった洞窟を提案。
「行くか!」
言ってみるもんですねと思いながらウキウキ長旅ドライブに備える。
展望台近くのカフェでシェイクを買おうとしたら並んでいたので暇人どもめ!と悪態をつく。
グーグルマップ(うちのばあちゃんに言わせればぐるぐるマップ)を信じ山道に突っ込み適宜トイレ休憩をとりながら難なく到着。
洞窟の前に洞窟科学館に入るも既に洞窟だったのでビビり散らかす。え、こ、これで本番じゃないのけ?となりながら転ばないように真剣に歩く。
展示してある虫の絵を見て顔を顰める。そりゃ自然のものだから虫くらいいるわな……わかっていても嫌なもんは嫌。
人工のものである職場にもいるしな……最悪だな仕事辞めたいな……。
そうこうしてると科学館は終わり本番の洞窟へ。一周30分から40分。長いではないですか?
結論から言うとあっという間だった。
なんか落としたら終わりだなと怯えながら色々覗き込んだり滑り落ちないように気合を入れて一歩一歩歩いたり息切れしながら階段を上り下りしたりコウモリに怯えていると一瞬だった。
しぜんの ちからって すげー!
そう思うばかりの空間だった。めちゃくちゃメガネ曇った。あと湿度94%とかだからもう水中じゃん、ギター持ってきたら一瞬でグンニャリいくなと思った。
たぶんタラタラしてんじゃねーよのギターみたいになると思う。
いやこんなになる前にメンテしてやれよ……
どうしたらこう曲がるの???
弦3本しかないし。
でもペグ(弦を巻くところ)は6個ちゃんとある。
でも弦ペグまで届いてないしな。
え、なにこれ?
私は考えるのをやめた。
調べたら再現してる人いて笑った。才能の無駄遣い感マジ好き。
…………なんのはなしだっけ?
洞窟だね。洞窟を出て餅を食べ洞窟コーヒーを飲み「普通の味だ」と笑い帰り道を急ぐ。
遠出したからかいつもより遅くなり完全に夜の世界に足を踏み入れる。実はちょっと見たかった夜景があるので公園に寄ってもらうことに。
それまでは大変だった。
「トイレトイレ!」「漏れる漏れる!」とトイレを探しながらのドライブ。
わしはこのとき己の頻尿ぶりをアツく語っていた。
漏れるレベルが0から100まであるとすると20、40、60って上がっていくんじゃないんですよ!頻尿は20から80になるんです!などと熱弁。
どこに熱を持ってんだよ。
ちょっぴり迷いながらも公園に到着。
展望タワーはコロナで閉まっていたけどもともと丘の上に公園があるのでじゅうぶん夜景夜景していた。
しかも登るタイプの遊具までありますよ奥さん!!
俊敏な身のこなしで登るわたくし。運動は得意ではないが木登りは嫌いじゃなかった。まぁ軽いからね。
キリ太郎も遅れて登ってくる。2人で手すりに手をかけながらぼけーっと夜景を見る。工場から煙が出ててめちゃくちゃワクワクした。
展望タワーだとガラス越しになるから遊具で見るのが最強だなーと思いつつ「あ!あれさっき行ったとこじゃね!」と指さそうとした瞬間
「好きになっちゃった、しょぐのこと」
倒
置 法
「……え?」
夜景が少しだけ揺れて時が止まった。
「気づいたら好きだった。いつからかはわからん」
世界が震撼した。
いや、ほんとはしてないんだけど。
わしは震撼した。
すごいこと言われてないこれ????
……………………あ?
遊具から転げ落ちそうになりながら努めて平静を装う。落ち着こう。ビークールしょぐちゃん。
キリ太郎は夜景をまっすぐ見つめたまんまだった。クールにもほどあんだろ。わしばかり転げ落ちそうになってるの何??
「なっちゃったってなんですか」
「なっちゃったもんはしょうがない」
「……そういうもんか」
そう言うんならそうなんだろう。
「顔ですか?」
「全部」
「……そういうもんか」
見る目があるのかないのかわからんと思った。わしは自分が嫌いだから。
「……結婚したいんですか」
「飛ぶなぁ!」
「はい」
しょぐは……飛ぶよ!
フライングフライングバタフライだよ!!
「ブログに書くよ?」
「いいよ」
他にも何個か質問した気がするけど正直あんまり覚えていない。
高いところにいたのもこういう空気なのもあってマジでフワフワしていた。なんなら3センチくらい浮いてた気がする。あの瞬間、わしはドラえもんみたいに浮きながら歩けるように進化していた。
そして「気づいていなかったのか……」と言われる。
まぁ、それは、全く。
滔々とこれまでのことを並べられて「好きじゃなきゃこんなんしねーよ!」と語られる。
アイルー村みたいに目をまんまるにしながら聞いた。
「どうでもいい奴が木の話してても聞かねーよ!あなただから調べたんだよ!」
あのときはパパーン!カルチャーショック!!したけどこう書くとマジでそうですね。
黒檀(エボニー)についてアツく語ってしまい申し訳ない。次はアッシュを語らせてください。
そんな感じでドコドコと「好きだからそうした!これも!あれも!それも!」みたいに言われると「あっ、そ、そういうもんかーそうかもたしかに……」みたいになってずっと「そうかも」「たしかに」「そういうものかー」の3パターンしか言えんくなった。AIでももうちょい返事のバリエーションあるわ。
己のトンチキぶりに嫌気がさしてくる。
でもわかんなかった。いい人だからだと思ってたし、LINEに目覚めたんだと思ってたし
「……時間まずいね。動こうか」
「……うん」
「ごめんね晩御飯食べる時間なくなったね。でも、言いたかった」
「……そういうもんかー」
色々わからんかった。でも帰る時間が迫っていることだけはわかる。明日からはまた仕事で、わしは鉄より重い表情で羽根より軽い「すみません」を繰り出す日々に戻る。
車に乗る前に展望タワー近くのトイレに入る。こういうときにもトイレに行きたくなる空気の読めないマイ膀胱。
本当は帰りの車内で言おうかと思ってたらしいけど思い出してください。帰りの車内で私が言っていたことを。
「頻尿は20から80になんですよ!!すぐ生成される!!!」
最悪だなわし。夜景で言ってくれて本当ありがとう。助かった。
車に乗り外を見ていると夜景を見ながら「あ!あれさっき行こうとしたとこじゃね!」と指さそうとした建物の近くを通った。全くさっき行った建物ではなかった。ドン・キホーテだった。
マジでトンチキバカじゃん……と落ち込む。
「告白しちゃったけど、全然普通に話せるよ。大事なことだからゆっくり考えたほうがいいし、他にいい人がいるならそっちが……」
「いや、いたらやべー男と遊ばんし上司に街コンに登録されそうにならないよ。いたこともないよ」
「え、意外。大学のときとかなかったの?」
「大学は直行直帰だったから」
4年間、廃墟に直行直帰。それが私のキャンパスライフ。やり直したいことこの上ねーーーーよ。
「返事はゆっくりでいいよ。もしいいなら凄く嬉しいけど」
「いや、いいよ。やりましょう彼氏彼女」
「……え、いいの?正直ごめんなさいされるかと思ってた」
「やりましょう」
「……やりましょう」
やるしか ないかも!
アパートに戻り帰り支度をする。もう帰る時間だ。
「帰りたくねーなぁ」
「帰したくねーよ」
今日何度目かわからない「そういうもんかー」を発した。
正直マジでなんで?と思う部分も多々あるけど心の機微の理由を追求するなんて野暮だなと思うのでやめた。
好きになっちゃったって言ってくれんならそれでいいじゃん。
言われなくなってから考えよう。後回しの天才なのでそういうことにした。
特になんも変えなくていいらしいから難しいこともなさそうだしよかったよかった。
それにしても彼氏のフリしてーつって彼氏になるの二次創作かな?みたいなとこない?
なんならここまで創作だと思われてる可能性もある。まぁ解釈はおまかせしますよ。
もしかしたら外野になんか言われることもあるかもしれんけどそんなの将軍であるわしがなんとかするので。
仇なす者とは戦うスタイルで生きている。エブリデイ合戦エブリデイ乱世。
あと「LINEとかすぐ返さなくていいから。スマブラとか優先して」って言ってくれてありがとう。慮(おもんぱかり)がすぎます。それは甘えます。
そんなとこかな。まぁこの先何があるかわからんしネガティブ幼女だから悲観的になりまくるけど、こんなんならんやろと思ってた関係なので大事にしながらのんびり楽しんでけたら最強なんじゃないすかね。
振られたら笑ってください。それはそれでそうだよなぁと思います。でもさすがに手に入れたものには執着と愛着はちょっとばかりあるから難しいね。
ちなみにこの記事のプロトタイプを送って「記事にするけどいい?」って言って了承を得ている。ブロガーとはそういう生き物だ。
つってたら今日ブログバレた。
終わりですね。
やたらTime goes byの歌詞とか引用し始めたらそういうことなんだなと察してください。
ラスサビが好きです。しょぐでした。ではね。
コメント欄です
コメント一覧 (3件)
キュンキュンした
Time goes byのwow wow wowの部分好き
アーメンって書いた飴は買ったんですか!?あの有名なお土産、アーメンって書いた飴を!買ってたら私にもアーメンって書いた飴ください!!あとおめでとうございます!